ありがちな思春期


自分から別れを切り出す時は死ぬほど動揺するのに別れ的なサムシングを切り出される時には全然顔に出ないタイプの人間です。


内心死ぬほどヒヤヒヤしてるんだけどそういう時こそ冷静に居なさいってうるさい私がいるから。

やっぱりなんていうか、人の心って変わってくものだと思うの。移ろいゆくから、私のこと好きだとかっていうのも一時的な気の迷いであることは理解してて、それに人の考えてることなんて感じられないじゃないわたしたち。あなたが私の痛みをわからないように、わたしにはあなたの苦しみはわからないので。だからああ私への思いって別にふつーに別れきりだせるくらいだったんだなおっけおっけ楽しく生きろよ、みたいな受け取り方できるわけ。でも自分の心ってさ、変わるものだとは分かっててもさ、この愛が薄れていくなんて思わないじゃん。じんせいを半分こしようと決めた相手が、いたとして、それが気付いたら別の人にすり変わってたことに気がついた時、涙止まんねえぞ。変化が嫌いなタイプの人種なので、さっきまで本気で思ってたのに、なくなっちゃったんだが?みたいな。え?なんでないの?え?こっちなの?え?みたいな。わかんないのが怖くて、ショック受けるんだよ。自分の心が変わってしまったことに対して、恐ろしいまでに動揺する。受け入れられないタイミングも、まあそこそこありましたわ。

ふられた時なんて「まああいつが何考えてたかなんて私にわかったことじゃねえししゃーねーな!地獄に堕ちろ!」くらいで世界って終わらせられんのよ。傷つけられる痛みだけだから。でも自分の心が変わるなんてさ、さっきまで大事にしてた宝物がさ、目を離した隙にただのコンクリート片になってるみたいなもんよ。驚くじゃん、そう思っちゃった自分に傷ついて、別れ切り出して向こうを傷つけることにも傷つくんだよな。


傷つきたくないから 傷つきたいの

傷つけられる前に 傷つきたいの


これはマイラブ、アーバンギャルドの傷だらけのマリアの一節。



傷つけたいわけじゃない、傷つくのが怖いだけなんです。でも相手を傷つけるのも怖いから、曖昧に笑ってごめんて言うだけ、冷静なふりするだけ。意外とさ、感情的になってる私に冷静にたっててくれるあなたが好きだったりするから、傷つけるだけ傷つけてゴメンなんだけど。傷つきたくないくせに傷つけたくないし傷つけたくないとか言って死ぬほど傷つけて傷つくこともなんとなく好きで、あ、傷つくがゲシュタルト崩壊


私、大好きな人に忘れて欲しくないから死ぬほど傷つけてさよならしたい。でも本当はそんな事しなくても忘れないで欲しくて、わたしにはなんの特徴もなくただ忘れ去られていく役割しかないって分かってるからこんなこと言ってて、本当は、ほんとうは大事にしたいし、悲しくないお別れなんてないと思うけど、でもお互いに理解して一方的でない終わり方がしたくて、とか、思ったりして、思い出したりして、回想したりして。わたしがいましんだらさ、あなたの中でわたしはあなたの好きな私のままでいられたのになとか、思って、嫌われずに済むのになあとか、おもったりして。あなたに好かれた私のままあなたの中で永遠にして欲しかった。よ。


傷ついてないふりするの、大人になるってことなのかなあって思ったりもする。私はそしたらおとななんじゃない?地獄だね。可哀想に。


ホリデーシーズン、キラキラした街、私本当はとっても好きなのに、かなり卑しい気持ちになる。何も美しく見えなくて、醜いなって。心まで醜くなったら生きてけないじゃんね、さいあく。